エンジニアが効率よく仕事をこなすためには、とにかくメモを取ることが重要だと言われています。ドイツの心理学者によると、人間がメモを取らずにいると、翌日には伝えられたことの7割程度しか覚えていないそうです。
特にエンジニアは、クライアントとの折衝や社内の会議などで作業の進行方向が一気に変わることも少なくないため、逐一メモを取っておかないと細かい内容を覚えていられないという事態に陥りやすい職業です。
メモの中でも、エンジニアにおススメなのは、To Do リストを作ることです。常に納期との戦いであるエンジニアは、いつまでにこの作業をしなくてはならないという意識をしっかり持っていなくてはなりません。そのため、毎朝その日にやらなくてはならないことを一覧化して、その中で優先順位を決め午前と午後に分けてパソコンのメモ機能などに記載しましょう。
その際、仕事量を詰め込み過ぎてしまうと、ケアレスミスや納期遅延に繋がってしまいますので、適度な量をTo Do リストに記載するようにすると良いです。その日にやりきれなかったことは、翌日のTo Do リストに記載するようにすれば、処理し忘れることはありません。優先順位を決めて作業をすることで、仕事が効率化されていきます。
パソコンに付箋を貼ってTo Do リストにしている人もいますが、付箋は剝がれやすく、順番がわからなくなってしまう場合も多いためあまりおすすめしません。働く上でメモを取ることは、基本中の基本なので、ぜひ意識してみましょう。