「アースダイバー」ってなんだろう?!(其の壱)

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9/23(祝)「はじめてのアースダイバー」開催します。→★

と言われても、そもそものところで「アースダイバー/アースダイビング」ってなに?!という素朴な疑問を抱いてらっしゃる方も少なくないことでしょう。

そんなわけでご紹介として、まずは概念編。(いろいろ読むのはめんどくさいなーという方は、スキップして「其の弐」編へとお進みくださいっ)→★

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+++ 「アースダイバー」p10-11 +++

アメリカ先住民の「アースダイバー」神話はこう語る。

はじめ世界には陸地がなかった。地上は一面の水に覆われていたのである。そこで勇敢な動物たちがつぎつぎと、水中に潜って陸地をつくる材料を探してくる困難な任務に挑んだ。ビーバーやカモメが挑戦しては失敗した。こうしてみんなが失敗したあと、火災後にカイツブリ(一説にはアビ)が勢いよく水に潜っていった。水はとても深かったので、カイツブリは苦しかった。それでも水かきにこめる力をふりしぼって潜って、ようやく水底にたどり付いた。そこで一握りの泥をつかむと、一息で浮上した。このとき勇敢なカイツブリが水かきの間にはさんで持ってきた一握りの泥を材料にして、私たちの住む陸地はつくられた。

頭の中にあったプログラムを実行して世界を創造するのではなく、水中深くにダイビングしてつかんできたちっぽけな泥を材料にして、からだをつかって世界は創造されなければならない。こいう考え方からは、あまりスマートではないけれども、とても心優しい世界がつくられてくる。泥はぐにゅぐにゅしていて、ちっとも形が定まらない。その泥から世界はつくられたのだとすると、人間の心も同じようなつくりをしているはずである。

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現代の文明は、人間の心のおおもとをなしている泥のような、どんくさい(泥臭い)無意識を介入させないようにすることで、合理的にシステム化されていますが、その歪みがすでにあちこちから噴出しているのでは?と、話は続きます。

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+++ 「アースダイバー」p13 +++

表通りにはパリとそっくりなすてきなお店の並ぶ代官山の裏山には、猿楽町の遺跡群が泥の堆積のようにうずくまっている。それと同じように、そこに暮らしている人々の心も、さまざまな時間を同時に生きている。誰もが泥でできた心の動きをもてあまし、計画通りに運ばない出来事に不安を抱いている。(中略)ぼくたちは、なんてぶかっこうな心を抱えたままなんだろう。しかし、カイツブリが水底から運び上げてきた、泥を材料にしてできた心を持った生き物にとっては、そのぶかっこうさこそが生命であり真実なのである。

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東京の街は坂が多い。縄文時代にすでに陸地だった洪積層と呼ばれる部分と、そのあとにできあがった沖積層という砂の多い地層が複雑に入り組んだ地形だったことが、科学的にもわかっています。

縄文や弥生遺跡の位置、古くからの神社や寺院、古墳の位置などを東京の地図上にマッピングしていくと、不思議な法則が現れてくるそうです。

ということで、お話は「其の弐」に続きます。→★


  
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