風エレメント人からの伝言

前回のサターンリターン記事からの流れで、これを先に書きます。

まずは四女さんの出生チャート分析。いってみましょう。(ごめんなさい。間違えて「次女」って書いてた。訂正します:2月22日)
※ ご本人から掲載OKの許可を頂いております。

風エレメント優勢な人にありがちな問題点、についても触れます。彼女より長く生きてる私からの、妹分へのラブレターでもあります。

まず最初にぱっと目につくのは、11ハウスの太陽、金星、水星。どれも双子サイン。11ハウスは、会社のような組織や肩書きから離れたオープンで、フラットなつながりの世界。社会の本流からちょっと離れた世界。そういった場所で、双子サインらしく自由闊達に情報交換したり、新しいチャレンジをするのが、彼女の喜びであり、生きがいです。

この11ハウスの太陽、金星に対して、反対側の射手にある天王星が、180度(オポジション)です。天王星は、常識離れした革命的な変革をもたらします。それも射手なので、後先なくどこまでも遠くに飛んで行くエネルギッシュさ。彼女は正真正銘の新しモノ好きで、変化や刺激を求めるでしょう。

そして、11ハウスの水星(表現やコミュニケーション力)に対して、3ハウスから天秤の月が120度(トライン)。天秤サインは、誰とでも平等に節度を保ちながら和やかな関係を築く能力があります。(またの名を八方美人…ともいうかも?!)彼女は、生まれながらにしてスマートでそつのないコミュニケーション能力を持ってる、ということです。

というわけで、四女さん。個人天体(個人のパーソナリティを表す)が全て風のエレメントにある正真正銘の風エレメント優位の人です。(10天体中5天体が風エレメント)

しかしながら、得意分野があれば、当然ながら苦手が発生します。土星などなどについては前回読んだので詳しくは省略しますが、彼女の土星と火星は蠍サイン。水のエレメントに位置しています。

うーん。彼女が蠍的な深い情緒の世界が苦手、、、はよくわかります。風優位の人にとって、水エレメントの扱いは難しい。苦手です。風優位だとウエットな雰囲気が苦手。べたべた泣くなんてとんでもない!

風が象徴するのは理性。客観性。言葉。情報。などなど。(あ、彼女はIT系の営業職だそうです。そのまんまだね~!)風はタロットでは「剣」です。刃物は便利な道具だけど凶器にもなる。

水が象徴するのは感情。共感。気分。雰囲気。などなど。水エレメントの世界は、きっと海みたいなもの。そこには個人の区別なんてなくって、共感して融合して、互いにひとつになりたがる。

明快に、すぱすぱと世界を切り分けて整理したがる風の人からすると、曖昧で茫漠たる果てしない感情の世界ってのは、理解不能であります。自分と相手の区別をしっかりつけて、お互い尊重しましょう!というのが風の世界観ですから、自他融合の水の世界観は脅威でもあります。

風は客観性を保つため、自分の実感や気持ちからは離れる傾向が強い。人や何かに没入する、というのは、風らしさからは最も遠い行為です。

ここで大きな問題が起こってきます。風優位の人は、たいていこういうトラブルにあったことがあるのでは?
水の人(特に圧倒的に女性だよねー…)にこう言われるんです。「冷たい」「人の気持ちがわからない人だ」「あなたの言うことは正しいのかもしれないけれど、私はとても傷ついた」とかさ。。。

言われるならまだマシです。ってか、フォローもできるのでまだ良い。いちばん最悪なのは、嫉妬とか中傷の形で、じわじわと…じめじめと…足元からひたひたと…無言の圧力で攻められたときかもしれません。

感情の世界には、理性的な「正しさ」の感覚は通用しないのでしょう。もちろん理性の「正しさ」だけを振り回すのは間違っているでしょう。それはわかります。でも、どんなに頑張って99歩くらい譲っても、「だって好きだから」「だってあの人、気持ち悪い」といった類いの「だって、そうなんだもん」という主観の世界は、風には耐え難い。それを堂々とお外でやられてしまうと、すっかり辟易します。(…言い過ぎかな。いや。事実だ)

とはいえ、お互いに違った得意分野を持っているので、お互いを理解して、違いを認識した上で付き合うと、弱点を補強し合って、とてもいい関係を築くことができるのです。

水優位の人から、風の人が学べることは、繊細に揺れ動く心の機微や、言葉になりにくい豊かな感性の世界。それが自分の中にもあると認識できるようになること。(決して得意じゃないとしても…)結果的に、人の気持ちを察したり、ずかずかと言葉で踏み込むよりは、そっとしておく、という技が少しは使えるようになったりするかもしれません。

逆に、水優位の人はどうやら「なんか。なんとなく。だけじゃ人との話って通じないんだなーってわかった」りするそうで、「きちんと言葉で自分の考えを説明するように努力した」とおっしゃったり。結果的にお仕事が合理的にうまく回るようになったり、なかなか意思疎通がうまくいかなかったパートナーとの関係が改善されたり。風の要素をご自分の中に取り入れることで、わりといいこと起こるそうです。そうですか。言葉って便利ですからね。

似た者同士は、理解し合うのが早いし、一緒にいても行動や感覚のペースが近いのでとても楽です。だけど、弱点も同じになるので、何かのトラブルのときに弱い。苦手だから。嫌いだから。そうやって切り捨てるのは簡単だけれど、自分が捨てたり見ないようにしていることの中に、もしかすると、とっても大切で、ステキなことも隠れています。

風エレメント優位な妹分へのお手紙、のつもりでしたが、せっかくの機会なので風らしく、広くみなさんに公開させて頂きました!クールに振る舞う風人間にも、いちおう気持ちや心はありますからね。ふふふ。と、ここで笑わずにいられないのは風人間の宿命かもしれませんが。笑いは、客観的な視点がないと生まれないですから!


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2011/02/21(月)
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