算命学のムック 2011年最新号

算命学のムックの最新版、買ってきました。占いの解説部分は、以前に発行されたのとたぶん同じようですが、対談記事は新しくなっていて今回の顔ぶれは、酒井順子さん、槇村さとるさん、鳩山幸さん、というラインナップです。

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『負け犬の遠吠え』で有名な酒井順子さん。チャートと命式を覗いてみました。乙女天体てんこ盛りの方らしく、優れた観察眼から生まれるエッセイは読者の「それ!そうなのよ!」という痛快なキモチよさにつながってると思います。

日干が丁だし、辛辣なところもあるのは文筆業向きですね。もともと大半会をお持ちなので、運気のスケールが大きな方でしょうし、宿命の生月中殺なので、いわゆる普通といわれるような、模範的結婚生活は向いてらっしゃらない。『負け犬』上等、『負け犬』万歳!です^^

ちなみに『負け犬の遠吠え』が売れた年は、大運で車騎&天将が回っていて、さらに年運で車騎&天南が回っていたようです。いわゆる一般的な「名誉」や「受賞」に縁があるのは牽牛星が回る時と言われますが、『負け犬』的な内容のベストセラーは社会の正統派の牽牛星ではなく、車騎星の年回りにぴったりだったのかもしれません。(車騎星は、『偏官』でもあります。正統派ではない。それが故に勢いがあって強い!みたいに考えるとよいのではないかと)

なんといっても強烈だったのは鳩山幸さん。なんとなんと「天南星天禄星天将星」の3つの身強の星がそろい踏みです。さらに中心星は我が道を行く貫索星。すごい。堂々たる自己主張や存在感の裏付けを感じます。そんな彼女に対して、いかにも古典的な価値観で「控えめな女性の美徳」を求めてもぜんぜん彼女の良さは生きないですよね。ご自身の個性をはっきりと打ち出せば、他者からの評価や好き嫌いは大きく割れる。でもそんなことはものともせずに強い個性を発揮
なさっていることこそが、彼女の魅力なのでしょう。また、宝塚の出身だったり料理評論家としての顔は、東の鳳閣星っぽいし、不思議大好きなのは、間違いなく南の調舒星のなせる技でしょう。



クロワッサン特別編集 最新版「鬼谷算命学」中森 じゅあん
(マガジンハウスムック)


長所も短所も合わせて自分をよく知る→それを生かして次に進む!(できれば時期もみたほうがいいけどねー) なにやるにしても結局それしかないと思うのですが…

「ないものはない!」とはっきり言い切るのは東洋の占いの特徴かもしれません。正直言って最初はちょっとショック受けることもあるかもしれないけど、きちんと説明を受ければ納得できます。 ※「親運がなかった」→よかったですね! とか、「たくさん苦労した」→よかったですね!というケースがたくさんあります。

占いなぞの力を借りなくても、自力できちんとそうした心的作業を為している方はたくさんいらしゃるし、質のいいカウンセリングでも可能ですし、時間の流れがいつか問題を解決するかもしれない。

困ったとき、どんな道を選ぶかも人それぞれ。そんな気がするきょうこのごろです。
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2011/11/28(月)
算命学

苦手な季節

2011/11/24 七里ケ浜

夕焼けに浮かぶ江ノ島と富士山@七里ケ浜
振り返った東の空には、ひときわ明るい木星が昇っていて、西の空の側は大海原で、きらきらと金星が見えました~!

私は寒いの苦手、といいつつ、冬は好きです。夏が苦手。個人差いろいろですが、きっと誰にでも、1年のうち苦手な季節があるのでは?

私の頭の中には、定期的に健康管理の一環としてもう何年も続けて私の治療院に来てらっしゃる方々の苦手な季節データベース、が入っています。例えばこんなかんじ。

「花粉症がひどい → 2~3月が×」
「痩せていて慢性の冷え性 → 涼しくなる9月頃からが×」
「とにかく寒がる → とにかく冬が×」
「自律神経の調節が苦手 → 気温変化が×」
「湿気が嫌い → 梅雨時が×」
「乾燥した気候がダメ → 秋から冬が×」

などなど。ふむふむ。では、ちょっと違った観点から、占い的に考えてみましょうか。

西洋占星術でよく言われるのは、「ソーラーリターンの時期」つまり「自分の誕生日の前後には調子が悪い」説です。占いなんかご存じなくても、少なからずこれを実感なさってる方々はいらっしゃいます。私も毎年6月はへばっています。しかしながら、これも全員がそうだというわけではない。(どうもネイタルチャートがハードアスペクト強い人はきつくて、ソフトアスペクトが強い人は別に平気なのでは?という考察もあるようです)

算命学だと、天冲殺の2か月間が要注意かもしれません。ご自分がどの天冲殺グループかはご存知ですか? ⇒★

※ 参考までに今年年末~来年の暦から(毎年多少ズレます)

子月~丑月 2011年12月7日~2012年2月3日(子丑天冲殺)
寅月~卯月 2月4日~4月3日 (寅卯天冲殺)
辰月~巳月 4月4日~6月4日 (辰巳天冲殺)
午月~未月 6月5日~8月6日 (午未天冲殺)
申月~酉月 8月7日~10月7日 (申酉天冲殺)
戌月~亥月 10月8日~12月6日(戌亥天冲殺)

天冲殺=悪いことが起きる、わけではないです。でもなんだか調子が悪い、とか本調子じゃない、という方も多いです。
足元がふらつく時期と言われるので、新しく何かにがんがん挑戦するのではなく、充電したり、勉強したり、健康管理に気を遣ったり、お掃除したり、そういう活動に適した時期と考えて過ごすのがよさそうです。

誰でも、いつもいつも絶好調で最高!ってわけにはいかないもの。心身の不調があるのはなんとも楽しくないものですが、逆にそういうときしかできないことや、気づけないことももあります。

そもそも私は占い以前に、たくさんの方々の体調不良や大きなご病気にまつわる人生トラブルのご相談をたーーーくさん承っております。誰でも具合悪いときがあるから、そんなにこの世の終わりみたいに不幸だ!と思わなくってもだいじょうぶだよ!と言いますし、逆にあまりにも頑丈で病気知らずだと、人間の弱さやどうしようもなさ、といった複雑な気持ちがわからなくなってしまう傾向もあると、こっそり思っています。大丈夫。病気したり大怪我したり、人の世話をしてみて、初めてわかるような大切な、大事なことも、人生にはたくさんありますから。

そんなこんなも踏まえて、ご自身の苦手な時期やサイクルを理解して、うまく過ごせるように工夫してみるのも占いのひとつの使い方かもしれません。



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2011/11/25(金)
日々のつれづれ

2012年の年運メール鑑定(チャリティ付)ご案内

『2012年の年運☆メール鑑定』お申し込みはこちらから →★

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私にとって、占いとは天気予報みたいなもの。雨が降りそうなら傘を持っていく。晴れて暑くなるなら薄着で行く。嵐の日には海や山に行かない。天気のいい日にはふとんを干す。そんなかんじです。

運気の流れなんて、ぜんぜん知らず考えずにも生きていける。でも、自分が持ってる資質や装備はもともとある程度決まっているし、そこから行けそうな場所の地図は知ってた方がいい。さらに、この先のお天気の予測を知ってれば、なにかと都合がいいし心強い。そんな風に考えています。

さて。2012年の年運メール鑑定をはじめます。これまで例年は口コミだけで書いてたものです。対面鑑定のほうが情報量は明らかに多いです。でも文書で残る鑑定は、ゆっくり読み返すことができるのが良さかもしれません。分量はA4サイズに2枚、または3枚。

2012年の年運メール鑑定(スタンダード版)

○ 2012年の年運 スタンダード版

年間テーマ、好調期と注意時期、転機、運勢の大きな流れなど。西洋占星術の時期読みと、算命学の天中殺や大運を組みあわせたあなた専用オリジナルの年運鑑定です。開運カラー、お勧めチャージ法、北欧占いルーンのメッセージ付。 


2012年の年運メール鑑定(フルバージョン)

○ 2012年の年運 フルバージョン

適職、転職、独立、出会い、婚活など具体的な目的がある人向け。スタンダード版の内容に加えて、目的にフォーカスした鑑定内容とアドバイスのページが追加されます。

今回の年運占いご購入金額の一部は、もれなく恒例(?!)のチャリティ寄付金とさせて頂きます。ご遠方の方々、「占いってどうよ?」と半信半疑の方々、なかなか占いへは足を運びにくい男性諸氏、ご家族やパートナーへのプレゼントとしてなどなどご利用下さいませ。みなさまの羅針盤や地図として、少しでもお役に立てれば光栄です。

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2011/11/23(水)
INFORMATION

宇宙の秩序と自分の人生~占星術

ひょえー!!! 朝っぱらからびっくりした。全国紙の1ページ分半分を占める「占星術」特集ですと。

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朝の情報番組で、女性誌で、つい目をとめてしまう「星占い」。天体の運行が運勢を左右するとは思えないし、当たったためしもない。けれど、気になるのはなぜだろう
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2011/11/21 朝日新聞朝刊/占星術
(クリック拡大)

へええー。。。とりあえず、占いに対して懐疑的な、というか、明らかに否定的な導入なんだけど…この記事の最後は鏡リュウジ氏のコメントで締めくくられる。

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「宇宙の秩序と自分の人生が対応しているドキドキ感、人生がランダムなできごとの集積ではないと思える感覚が魅力ではないでしょうか」
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さらに特集の最後は中山茂氏(科学史家)のコメントで終わる。

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「非科学的だと言われても占星術がすたれることはないでしょう。科学は個人の将来を予測しようとしませんから」
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おおおーーー!!! そのとおりですね。賛同です。

前回ご紹介した「占いを信じますか?」⇒★ 記事内のアンケート結果では、「科学的でない」って声がいちばん多かったですね。うむー。「科学的でない」といのは現代のマジックワードのひとつでありまして、いっけんもっともらしく聞こえるんだけど…

占いが対象としてる人間の生きてる現実とか実感とか幸せなんて、そもそも科学的に測定したり、計量したり、分析できないじゃん!そもそも「意味」とか「物語」の世界は「科学」とは別物ではありませんか。

占いがおどろおどろしいものや、妙に偉ぶったような人を脅かすようなものなんかじゃなく、ふつうのひとが映画を見たり、音楽を聞いたり、芸術を鑑賞するように、自分の人生という物語に向き合ってみるのに役立つ、ささやかな贅沢であったらいいなと、心より願ってやみません。

*** おまけ ***

こうやって、占いが一般紙で話題になるなんてイイじゃん!と思うのです。妙におどろおどろしくキワモノ的に演出されたり、タブーとされてこそこそと隠されたりするよりも、よっぽどいい。

しかしながら、こうやってパソコン打ちつつ、オウム事件が結審になったというニュースを聞きながら(もうきっと若い人はだんだんオウム事件のことを知らなくなってるよね…)その後継団体に新しい入信者が年間100人だかいる?!なーんて話も聞いていると、なんだかとても複雑な気分になるのです。

ああ。そうか。そろそろ海王星閣下が、本格的におでましになるのだな、と。来年のちょうど立春頃、水瓶座から魚座に移動する海王星のことが思い出されます。海王星は、ひたひたと無意識的に広がる世間の気分やムードを司る星です。

海王星が水瓶座を運行していたこの約13-14年の間に世界中にあまねく広がったこと、といえばインターネット、ですね。
(デジタル=水瓶座って解釈です) つぎの魚座は海王星のホームグラウンド、みたいな場所。まさに海のような、清濁ぜーんぶ併せ飲むような、混沌世界。そーんな居心地の良いお家に、海王星閣下がお戻りになられると…良くも悪くも、宗教に関わるようなことや、精神世界系のことも、きっとひたひたと世界中に広がっていくのでしょう。

この先にはいったいどんな世界が広がっていることやら。。。
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2011/11/21(月)
西洋占星術

あなたは占いを信じますか?

このまえ、新聞に出ててとっても興味深かった記事のご紹介。「占いを信じますか?」ですってー!YESの人は約3割。NOの人は約7割。

2011/11/12朝日新聞土曜be「占いを信じますか?」
2011/11/12 朝日新聞土曜版be ( ↑ クリック拡大)

回答者が約4000人で、母集団はおそらく朝日新聞読者の一般の方々だろうと考えると、3対7は妥当な数字かな。1つずつそれぞれの設問や回答を取り上げただけでも、1回分のブログのネタにできそうで、非常に興味深いです。

でもって、右下の占い師のイラストがおもろい。そうか!求められるステレオタイプな占い師って、きっとこういうイメージなんですね。

この記事の本文(ノセチャエ!)
下記のとおり。   ↓ ↓ ↓

***** 2011/11/12 朝日新聞土曜be より *****

占いを信じますか?

星占い、血液型占い、手相、姓名判断など、世の中には「占い」があふれています。そろそろ2012年の運勢が気になる人も少なくないでしょう。日常生活の参考に、そして結婚や就職など人生の一大事に占いを頼る人も。あなたは占いを信じますか。

○ 科学的根拠ないけど

「あなたには、計算や数字に関する職業で、狭い職場が適している」
福岡県の会社員男性(40)は、高校の非常勤講師だった27歳の時、四柱推命の占師に言われた。税理士や会計士、研究職などが向いているという。講師の契約満了が近く、その後を考えていた。

5年かけて税理士資格を取得。現在、会社員の傍ら自身の事務所を持つ。「あの時、占師に言われなかったら、現在の自分があるどうか。転機になりました」。以来、1年に1度程度、見てもらう。

beモニターのうち、占いを「信じる」と答えた人は32%。「よければモチベーションがあがるし、悪ければ危険回避の手段に」(広島、37歳女性)という声が多かったが、子供の名付けや転職、結婚など人生の節目に利用する人も目立った。

そういえば、作家の石田衣良さんもかつて、beの取材で、「2年間、真剣に努力すれば自分の中の何かが結晶化できる」と星占いで読み、小説を書いた結果、2年後に初の著作が書店に並んだ、と話していた。

圧倒的に人気なのは、星占いだった。「朝のテレビで子どもから孫まで今日の運勢を欠かさず確認する」(山形、52歳女性)、「複数の番組でチェック、ミックスして自分なりの占いを考えている」(千葉、女性46歳)。

お金を払って個別に見てもらったことがある人は712人。1回あたり3千円以上5千円未満が最も多く、1万円以上も30人いた。だがなぜか、うち276人は「占いを信じない」と答えていた。

「信じない派」は全体の68%を占めた。

主な理由は、「人の運命がたった12(星座)に分類できるわけがない」(京都、49歳女性)など、「科学的根拠がない」とする冷静な人が多かった。当たるかどうかはともかく、「(占いで)悪い結果が出ると気分が悪い」という人も600人にのぼった。「占いをすると気にしてしまうから(信じないようにしている)」(京都、38歳男性)

占いがはずれた経験から、「信じない派」に転じた人もいた。「素晴らしい相性と言われたのに、彼女に浮気されて別れた。以来信じない」(千葉、26歳男性)

全体の7割近い人が占いを信じていないけれど、「自分の未来を知りたいか」との質問には、「場合によっては」も含めると、86%が「知りたい」と回答した。「占い=未来予測」と考えれば、そのニーズ自体は確実にあると言えそうだ。(柏木友紀)


○「期待に応えるサービス」

「迷い、未来を予測したいと願うのは、それだけ選択肢がある現代人の特権」と話すのは、立命館大の佐藤達哉教授(心理学)。最近まで未来を選べるのは為政者だけで、庶民は運命に従うしかなかったからだ。

どう予測するかが関心事になるが、どうせ「因果関係」は不明なので、たまたま起きた二つのことを勝手に結びつけてしまう「錯誤相関」が普及するのだという。もともと少ないAB型と、めったにいない天才・奇人を組みあわせ「AB型は紙一重」とするように。

迷い、悩みは深刻なほど人には言えない。「占師」に相談するという行為は、ほぼ解決したも同じで、話す際には物事に順番を付けて整理せざるを得ないし、ある程度答えを絞り込んでいる証拠とも言える。

占師もプロだから、相談者が何を求めているのか、少し話をすれば分かり、背中を押してやる。「期待に応えるという顧客サービスが、『当たる』ということになるのです」

***** 引用終わり *****


「人間を12タイプで分けられるはずが無い!」とか、「血液型で性格が決まるはずがない!」とか聞くの飽きた!!!

ワタシはそもそも血液型分類は占いだと思ってない。12タイプ分けで商売してもいない。そもそもメディアの占いは、時間や紙面の都合で簡略化されてるエンターテイメントですよ。だったら、なるべくみんなが元気に暮らしていけるようなものであってほしい。おどろおどろしく不安をあおるような断定的な怖いことしか言わないエンタメ占いは嫌いです。

とかなんとか、あれやこれやと思うんですが…

まぁワタシあも「占いダメじゃん!」とか思ってた時期が長いので、占いを攻撃する人が多いことも納得できます。ワタシはもともと12ハウス(=精神世界系)に天体がたくさんあってそこが強調されてるチャート持ちですが、なにせそこには土星もあるので、かたちのない世界に対する否定的な感情もハンパなく強いです。

だって、この世のみんなが占いを「信じて」たら逆に怖いでしょ?!(笑)

個人的には、占いは、精巧な道具を研磨して大切に使ってます、みたいな感覚です。凄く役に立つこともあるし、占ったところで結局は自力で頑張ってクリアしなきゃならないことはたくさんあるわけで、占いでただ黙って座ればぴたりと解決して、黙っててもそのまま開運してなにもかも思い通りになって、万々歳!なーんってわけありませんしね。

これ、突き詰めるとたぶん宗教の話に繋がるのかもしれませんが。そもそも「占いを信じますか?」という設問自体に罠があるな~。そんな気もします。「信じる」ってどういうことなのか、いまいちどよく考えてみる必要がありそうです。

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2011/11/19(土)
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