ルノルマンカード/Lenormand card

プロの方、占い好きの方なら「ルノルマンカード」の名前くらいは聞いたことあったり、すでにご存知かと思います。

ルノルマンとは、フランスの18世紀後半から19世紀(フランス革命からナポレオン時代)パリで活躍した女性占い師の名です。非常に腕のいい占い師で、あまたの著名人、ナポレオン妃であったジョセフィーヌまでがその顧客だったという逸話があります。もっともこうした話の常として、これがどこまで本当かはわからないようですが、その伝説の占い師ルノルマンの名を冠したのがこのルノルマンカードというわけです。(実際のところ、このカードの原本・原案が見つかったのはご本人が亡くなったあとらしく、ルノルマン自身がこのカードで占っていたかどうかは怪しいみたいです)



そんなルノルマンカード、日本ではあまり普及しておりませんし、知名度もいまひとつだと思いますが、モノ好きな私はだいぶ前にこのデッキを買いました。とはいえ、付属の説明書だけではいまひとつぴんとこなかったことと、なによりカードの絵柄よりも、大きくプリントされた詩文が気になってなんだか馴染めずに、そのままどこか行方不明になっております。(絵柄はこちらのサイトがわかりやすい ⇒★

そんなわけで、ルノルマンカードにはあんまり良いイメージがなかったのですが、最近になって、鏡リュウジさんがルノルマンカードの入門書を出版したというので、興味津々購入してみました。


秘密のルノルマン・オラクル (鏡リュウジ)

カード+冊子のセットです。この冊子は非常にわかりやすく、親しみが持てる書き方になっています。

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全カードを並べてみました。ルノルマンカードでは、象徴カードとして、女性のカード、男性のカードが重要な役割を果たすのですが、このデッキには女性カード、男性カードが2枚ずつ付属しています。(同性同士の関係、同性同士の恋愛関係をみるときにも使える、との説明書きがあります)

カード自体は、紙質が薄くて反りやすそう。実占にがんがん使うのにはちょっと心もとない気がします。上部にトランプの絵柄が入っているのは、もともとプレイングカードだった名残のようです。これまた個人的には気になって占いに使うのはむずかしそう。(トランプのスート+数を見ると、タロットカードの小アルカナの意味が脳内大混乱・大混線。これは無理…)

うむーーー。しかしこの冊子をよくよく読み込んでみると、現実に即した具体的な象徴が多いので、ふだんの実占で役立ちそうな気がします。そこで考えた… でかでかとした詩文も、トランプの絵柄も入ってなくて、絵がメインのデッキもあるんじゃないかなー?

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あった、あった!
素敵なデッキがいろいろあったけど、こちらを購入。


『SHAMANIC LENORMAND』 シャーマニック・ルノルマン
SARA SATONO


※ 解説書はこちら。デッキにも解説はついていますが、もっと詳しい冊子は別売りです。

どちらもちょっとお値段張りますが、個人的にはとても気に入っています。日本語文献がほとんどない現状と、大手がどーんと出してるわけではないことを考えると、しかたないかなー。

色調はふんわりとした明るい色味で、カードの紙質もしっかりしています。裏面のフクロウは、もともとのルノルマンカードの owl をイメージしているのでしょうか。ミステリアスな雰囲気です。ソリッドな裏面から、開いたときにふんわりと明るい空気に変わるところが好きです。

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カードは36枚。8×4+4のスプレッドで順番に並べてみました。騎手、クローバー、船、家、などタロットカードに比べるとかなり具体的で身近な象徴が多いので、出てくる答えもより具体的になるようです。

1枚引き、3枚引き、などオラクルカード的な使い方もできますし、9枚スプレッドやホロスコープスプレッドなども可能です。でも、おそらくルノルマンカードを使ったリーディングの真骨頂は全部のカードを一度に展開するグランタブローという手法です。単体のカードを意味だけでなく、複数のカードを組み合わせた意味と象徴をお話に紡いでいくかんじです。

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9×4でスプレッドしてみました。「いまのワタシは?」という漠然とした質問にしていますので、象徴カードをして女性(28番)を探します。最上段の左から4番目にありますね。象徴カードの前後左右、ナナメ、対称位置(鏡に映した反対側っていうか)、チェスのナイトが移動するのと同じ位置、などなどのカードを組み合わせて読んでていきます。四隅の4枚、最初の3枚も重要だと、鏡さんの冊子には書いてありました。

象徴カード、女性の真後ろには、棺。目の前には、十字架。
あららーーー。そうですか…(爆

ここのところ、寝食忘れてあちこち読みふけってましたが、前述の2冊以外、日本語文献はほとんどないです。(木星王先生の書籍からのコピーも入手したけど、メインはトランプ占いですね)

とりあえず、この2冊をKIndle版で購入しました。空き時間にみちみちと読み進めています。


Learning Lenormand: Traditional Fortune Telling for Modern Life
※ ルノルマンカードにおける過去と未来の時間の流れの意味、並べ方、タロットカードとの相違などについて、みっちりと解説されているのが非常に興味深く参考になりました。


The Secrets of the Lenormand Oracle (English Edition)
※ 特に2枚のカードのコンビネーションした意味について丁寧に記述されています。実際のサンプル例も多数。

ルノルマンカード、ドイツ語圏で盛んなようですが、ドイツ語文献はちと手が出ないので、英語文献と英語サイトをあちこち徘徊しています。

プチ・ルノルマン雑記 ⇒★
※ このようなサイトはとてもありがたい。

Learn Lenormand ⇒★
※ 英語だけどここの解説はとてもわかりやすい。

カード占いの最高峰はやっぱりタロットカードだと思うけど、これはこれで取り組み甲斐がありそうなので、しばらく真面目に使ってみます。これから年末のイベントシーズンには持参してじゃんじゃん占わせてもらうつもりです。(来年の私はどうなりますか?的な質問向きのカードじゃないかとおもう、これ)ご興味ある方はじゃんじゃんお気軽にお声掛けください。

そろそろ年末からの射手土星シーズンが目の前に見えて来てますから(来年は逆行があるけど、来年後半以降は本格的に射手土星の季節)いよいよ射手対策を考えておかないとね、ということもアタマのどこかに置きつつ、海外モノにしっかり取り組みたいと思ってたりもいたします。


2014/11/17(月)
ルノルマンカード

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