二日目。前夜はいろんな人たちと感動の再会!を満喫したせいか、胸がいっぱい+アタマが冴えまくって眠れませんでした。。。

かの有名な法善寺横丁。

ううう… そりゃそうだろうよ… めったに引かない「大吉」とか引いてるくらいだから、非常事態ですよ…ええ(笑
そんなわけで、早朝からてくてくとお散歩に繰り出します。

あれ?!これはもしかして!
心斎橋のおしゃれなお店が立ち並ぶゾーンの一角に、カイロンカフェさんを発見しました。
→★「大阪のカイロンさんはおしゃれなところだよー」とまつい店長にお話伺っていたので、なるほどなっとく!です。昔ながらの「占」ではなく、お仕事帰りやお買い物の途中に、ふつうに気軽に入れる素敵カフェ、の雰囲気です。(こんどは開店中のお時間にお邪魔してみたい♪)
心斎橋からずーっと北上して、途中の坐摩神社や、目についたところにお邪魔しつつ、中之島までやってきました。 ※ 中之島お散歩の様子は別サイトにて
→★ 川に囲まれた町なんだなぁ〜ということがよくわかります、
ちなみに今回来る前には、これをみちみちと読み直して、大阪の地理と歴史についてベンキョーしてみました。


「大阪アースダイバー」中沢新一
そもそも私は「東京アースダイバー」が好きで好きで、その発想で東京中歩き回ってた時期があるのですが… 大阪と東京はそもそもの町の成り立ちがぜんぜん違うな… とつくづく実感しました。


「アースダイバー」中沢新一
※ ちなみにあちこち探すと、アースダイバーの名古屋編、伏見稲荷編、山梨編、熱海編などもありまっせ♪
私は方向音痴ではない、と思いたいのですが、残念ながら縦横に道が整然と走る町の地理が大の苦手です…(東京の東側の下町方面、大阪、京都、札幌…どこでも簡単に迷います…)
んー。大阪町歩きはハードル高いなぁ… 午後からはまた公演観に行くし、そしてなによりとても暑い… 迷った末に、いちばん行きやすそうで、珍スポット度が高そうなところをめざしました。
谷町九丁目。
うむむ。名前からして「谷」ですよ。期待度むんむんです。
高津宮の本殿右側に、ひっそりと階段がありました。
そうそう!この感じ。この「ひっそり」感がだいじ♪(だいたい神社とかお寺の裏側とか脇には、実は大切ななにかさりげなーくありますよね…)

あったあった。ここですここです。わくわく。

階段を下って行きますと…

おおお!!!

ふくふくとやわらかそうな「陰」の石♪

隆々とそびえ立つのは「陽」の石!

静かで誰も来ないので、だいぶ長い間、ここでこの空間をひとり占めさせてもらいました。
拝むよね…やっぱり。
それにしても、増えるってすごいことだよね。陰陽合一って、教科書でみたってちっともピンとこないけど、こうやって具体的にみるとなんか腑に落ちるよね。生命力だよね。うまくいえないけど、ここはなんだかすごいところだ。とてつもなく古いところにつながってて、古代の人がこういうものを拝む気持ちが、現代のわたしでもわかる。

世の中ではパワースポットとかいうし、確かにそういうものはあるとおもうけど、「パワーひとつください。大盛りで!」みたいにお手軽に買ってくるようにはできるはずもない。
そもそも「パワー」の根源となるのは、野生の荒々しい力で、とても人間のちっぽけな能力では制御できるはずもない。(いわゆるスサノオ力、はその象徴じゃないかな。アマテラスご覧になってる方には特に伝わるよね★)
そこをうまく制御して、秩序化してるのが現代の社会だけど、そうやって野生の力を制御すればするほど、人間にも備わってたはず自然の力は弱まって細っている、んだとおもう。そこを賦活したり、そのもともとの根源につながりやすい通路があるのが、いわゆる「パワースポット」なんじゃなかろうか。うまくいえないけど。

とかぼんやりしていたら、おみくじは凶だった。
いいじゃないか。凶上等。
そのくらい霧の中にぼんやりしてましたもの、そのときの私。。。
そのあとはもうモーローとしてきてしょーがないので、あべのハルカスの展望台の屋上庭園でぼーっとしていた。

それからもう一回「アマテラス」を見て、スサノオの力についてぼんやり考えつつ…
舞台が終わってから、最強の友人と合流して、出演者の通用口で出待ちをして…
梅田までいったら、ずいぶんつるっとした都会の雰囲気にあふれていて…
スカイビルから大阪の街を見下ろして、ビール飲んで、またずーっとぼんやりして…
ああ。おなかいっぱい。むねいっぱいのまま、
そのまま夜行バスで東京に帰ってきて、中野トナカイに出勤しましたとさ。
おしまい。
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