更新してない理由。

IMGP9101.jpg

ここのところぜんぜん更新してないのは、ブログをいよいよ引越しようとしてる、ということもありますが、個人的にいま超絶インプットモードにて、珍しくぜんぜん書く気になれない、というのがいちばんの理由です。

といってもこのブログ、いちおうお仕事としてやっておりますので、そんな風に自分の気分次第で書かなくなるのはよろしくなくってよ!甘えてんじゃないわよ!びしばし!というのもまた事実。(いや、いちおう引越し作業はしている。死ぬほど単純作業はしてる。許せ!)

ごく冷静になって、セールス的に考えたら、来週もその先もご予約はぜんぜんないし、11日(日)と、13日(火)の講座もまだお席がありますし(お気軽にどうぞ。ご連絡お待ちしております☆)、もうちょっと読者フレンドリーな記事書いたほうがよろしいのでは〜?ということは常々思っちゃーいるし、事実これまではそれなりに(これでもね…)努力はしてきたわけなんですが、よくよく考えたら、そんな風にエナジー溢れるハイテンションな人って、そこらへんにいたらなんか気持ち悪いし場所とって嫌じゃね…(爆 とかおもう今日この頃だったりします。


「野の医者は笑う: 心の治療とは何か?」東畑 開人

ということで、この本を読んだ。ひさしぶりに2000円払ってもぜんぜん惜しくなかった!おもしろい!もう一回、もう一回読もう!というおもしろいサイコーの本に出会いました。いやーーー。おもしろい。こういうの読んじゃうと、もう自分ではなにも書く気になれない。かなわん。無理。いつまでも読む側でいるほうがいいや…(笑

京都大学の博士課程まで出てるばりばりのアカデミシャン臨床心理士が、沖縄のスピリチュアルヒーラー、異端治療(トンデモ、ともいう)と言われそうなクリニック、ありとあらゆるヒーリング、占い、民間治療的なものを体験しながら「心の治療」とは何か、を探りまくる記録です。

ちゃんとしたレビューは、新しいブログが整ったら、そこで改めてきちんと書きます。約束する☆

IMGP9102.jpg

ぶっちゃけ、こんなところでこんなこと書くのも何なんですけどね、おもしろいものはおもしろいので、いちおう要点だけをざっくりご紹介。

こういった業界やこのような需要は、癒すことによって癒される、という構造があるから、セッションで儲けるんじゃなくて、最終的にはスクール運営がこういう業界の人たちのあがり地点、とか、たくさんのトカゲたち(一般的な「野の医者」と筆者が呼ぶヒーラーのみなさま)がいて、その上にカリスマ的なドラゴン(に相当する経営者やカリスマヒーラー)がいる構造、とさっそく看破しているところとか、そのとおり、でありますよ。

↑ アメブロ系のブログとか見てると、よくもまぁこれだけたくさんいろんななんちゃらセミナーやら、あなたもできる!あなたもプロに!型の講習会やらがいっぱいあって、それぞれに景気よさそうに儲かってるなぁ(実際はどうか知らんけど)!と、おもうんですけど、まるっきりこの構造ですね。カリスマドラゴンと、ドラゴンに憧れるトカゲたちの図。そういうビジネス構造、という理解をしてましたがやっぱりそうなのね。

さらに興味ふかいのは「お金を稼ぎたかった」とか「貧乏だった」という動機を、カリスマドラゴンたる方々が口々にてらいもなく語ることだし(悪いことじゃないでしょ。なによりも切実な理由だ)、さらに筆者が「資本主義で傷つけられた傷は、資本主義で癒す」という見解を出してるあたりも卓見だとおもうのです。

「内面なんて掘り下げない。軽薄でいい。すぐに教えられて誰にでもできるから売れるし、現代ではその軽さや薄さのほうが求められている」というのも、おそらくそのとおり。←そのメソッドで、いきなり月300万売り上げ!ってことがすごい。単純軽薄だからこその多売!なのでしょう。

さらにウケたのはこれ。「この業界では、とにかく役に立つか(ご利益があるかってことね)どうかが大事で、それがどういういう意味を持つかとか、それが全体の中ではどういう位置にあるかとかはまったく興味がない。だから○○ちゃんは、その治療の歴史や意味なんかはどうでもいい」とか、もう爆笑。。。そうそう。「自分の目先の利益として役に立つかどうか、だけを追求するとそうなるよね!」って。げらげら。

(↑ わたし自身は、自分の欲を満たすために役に立てばいい、は嫌い。それにどういう意味があるのか、を探らないと気持ち悪くて無理なのよねー。という時点で、すでにたくさん売って、たくさん儲かる、というレールから外れている。その自覚はあるので、それが得意な人はどんどんやってね♪とおもうけど、まーいろいろジレンマはあるw)

とかなんとか。参考になる知見が満載ですよ。さらに読みやすい。そして、著者自身がまないたの上の鯉状態のレポなので、上から目線がない。すでにプロの方々はもちろん、これからプロ側に回ろうと思ってる方々は、好き嫌いは別として、ぜひご一読なさると参考になることがいろいろとあることでしょう。

いや… 本当に笑ってる場合じゃなくって、いろいろと他人事じゃないんです。わたしは鍼灸師で占い師、って自己紹介しただけで、世間ではみんなリアクションに困るみたい。さーっと話題がそこで終わるんですよwww そんなこともあり、もうちょっとまともな世間で言えるような肩書きが欲しくて(まじ)臨床心理士の資格が欲しいと思って途中まで努力したんだけど、いろいろあって断念するんです。それが確か7-8年くらい前のことですねー。そこから占い師にシフトしました。たぶんこのさきも、基本的にはずっとこのままでしょう。

改めて、まともってなんなのか、そもそもまともなんてあるのか、人のためとか言って、結局自分のためじゃね?とか、いろいろ考えどころが満載です。わたし自身も、ちょうどリニューアル期間ということもあり、改めて我が身を振り返っていろいろかんがえてみたいとおもいます。つづきはまた!




関連記事
2015/10/05(月)
ブックレビュー

| ホーム |
Page Top↑
▲ Page Top