Runic Divination ~北欧ルーンの世界

ここのところの私の愛用の骨製ルーンです。

骨製ルーン

私から「ちょっとひとつひいてみない?」と言われた方もいらっしゃるはずです。おみくじ気分、って感じで~。
これ、いわゆる「ルーン」と呼ばれている卜術の一種です。

ルーンかぁ… 知ってるけど… ねぇ… とか言われそう。カラフルで絢爛豪華なイメージの世界であるタロットに比べると、ちょっと地味。シンプルすぎてどうも味気ない…とおっしゃるキモチもよくわかります。全体の象意もかなり抽象的ですしね。

ルーンといえば、なんといっても北欧神話。北欧神話への理解があると、格段に世界が広がります。「オーディン」「サガ」「ラグナロク」「世界樹」「グングニル」「トロル」「ヴァルキュリー」… などなど、きっとゲームをする方なら、どれも必ずや耳にしたことのある響きですよね。北欧神話の世界、複雑ですが、ものすごーくおもしろいです。


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『ルーン文字』~ギリシア・ローマ神話(付インド・北欧神話)より

デンマーク、ノルウェーまたはスウェーデンあたりを旅行すると、いろんな形をした大きな石にルーン文字と呼ぶ妙な文字が彫り付けてあります。この文字はほとんど変化のないまっすぐな線からできていて、小さい棒がくっついたり、離れたりしているだけのものであります。こんな棒は、むかし北欧の民族が未来のできごとをさぐるために用いた算木でありました。すなわちその何本かの棒を揺り動かして、その上でできた形から一種の占卜をしたの
でありました。

ルーン文字には幾種類もありました。おもに呪いに使ったものでありました。凶の文字すなわち彼らのいわゆる凶のルーン文字は、彼らの敵へいろいろな不幸を起こさせるために使われました。吉の文字はまたそれと反対に災難を防ぎました。治療に使われたこともあれば、恋に勝つ呪いとされることもありました。後世ではよく種々の銘記に用いられました。(後略)

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カードタイプで、扱いやすくなっているものもあります。(この本のセットになっていたのが、上の写真のカードです)鏡リュウジさんによる後半の解説は、ルーンの歴史や思想的背景を説明してくれていて、いろいろと参考になります。

ルーンカード


神聖ルーンタロット占い 改訂版(鏡リュウジ)


私が初めてルーンを知ったのは、この本の原本(英語)を手に入れた大学生の頃でした。辞書を片手に、ひとつひとつ意味を解読していったものです。楽しかったな~。


ルーンの書 (ラルフ ブラム)
The Book of Runes Ralph Blum


… そういえば、ルーンの並び順は、決まったスタンダードのようなセオリーはあるんでしょうか?タロットの「ケルト十字」とか「ヘキサグラム」のような。そんなことをちょっと気になります。

天然石(水晶とか、ローズクオーツとか、アメジストとかいろいろ)で作られたルーンもいろいろあって、それはそれでとても魅力的なのですが… 大きくて重いのが難点です。


Wooden Runes


こういう木製のルーンも手軽でいいですね。




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2011/08/08(月)
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