「大運天中殺(たいうんてんちゅうさつ)」私考

先日父が心臓の発作で死にかけたのですが、(おかげさまで、無事に生還)そのときかなり真剣に父のチャートと命式を読みました。(あ。手相も。そういえばタロットも見ましたっけね →★

最初ごく率直に「ん?こんなタイミングで死ぬの?」と思いました。(→ 相当危ない、って医者から言われたけど、なぜかそのとき、うーん、きっと死なないよ!と思った)ご多分にもれず、出生時間がわからないので西洋占星術ではビミョーなのですが、算命学で見てみると… いわゆるトランジットで見ても、そんなに特段変わったことがありそうには見えない… なんでかな…???

あ!きっとこれだ!!! 閃いた。

父は54歳~74歳の20年間「大運天中殺(たいうんてんちゅうさつ)」という時期にあたっておりまして、これがそろそろ終わるのです。そうかーーー! きっとこれだーーー! 

***
大運天中殺ってなに???(普通のコトバに翻訳)
本来の自分の枠が無くなるような状態なので、思い切り大成功したり(陽転)大きく落ち込んだり(陰転)、運気の波が激しくなる状態。通常は20年間。人によって時期は違う。一度もない人もいる。現象の出方も人によってまちまち。
***

大運天中殺が陽転すると、本来の自分の実力や姿よりもずーーーっと大きな富や名声などが手に入るチャンスがあると言われています。芸能人、スポーツ選手、実業家など華々しく活躍をする人たちはたいていこの「大運天中殺の陽転現象」が絡んでいるようです。

そう考えると、父の大運天中殺は陽転=社会的な成功でありました。大運天中殺の陽転は、一見「とても運がいい!」ように見えます。でも、そういう状態は残念ながらいつまでも続かない。必ず終わる。終わり際は、大きな飛行機が着陸するようなものでとても難しい。うまく本来の自分のサイズや姿に着地出来ないと、当然ながら大きな
トラブルや事故が起こりかねません。

以前、身弱(みじゃく)の話を書きました。→★ 私の父もまた「天胡、天胡、天報」で、正真正銘の身弱男です。十大主星は洩気(鳳閣)と剋気(車騎・牽牛)しかない。自分のエネルギーはどんどん放出されたり、削られるばかりです。

つまり、今回の父の状態を算命学語で解説すると、「陽転した大運天中殺の終わり際にさしかかってるうえに、もともと身弱でエネルギーを消耗しやすい状態だったので、肉体の弱いところに病気が出ちゃった」と解釈できるように思います。うーん。占いってのも意外とやるもんだなー。

そんなわけで、元気になった父本人に、この話をしてみました。ついでに天胡星2つなので「病気すればするほど陽転するんだよ!」とも伝えました。

「そうかー!それは当たってるな。時期もぴったりだな。 確かに病気をするとそのあといいことがあるな♪(父は若い頃から何度も大きな病気をしてます。さすが天胡星=「病」だけのことはある)おまえのやってる占いってのも結構馬鹿にならないものだなー!」

だそうです。そうかそうか。よかったよかった。不思議なものですね。




2011/10/28(金)
算命学

| ホーム |
Page Top↑
▲ Page Top