あなたは占いを信じますか?

このまえ、新聞に出ててとっても興味深かった記事のご紹介。「占いを信じますか?」ですってー!YESの人は約3割。NOの人は約7割。

2011/11/12朝日新聞土曜be「占いを信じますか?」
2011/11/12 朝日新聞土曜版be ( ↑ クリック拡大)

回答者が約4000人で、母集団はおそらく朝日新聞読者の一般の方々だろうと考えると、3対7は妥当な数字かな。1つずつそれぞれの設問や回答を取り上げただけでも、1回分のブログのネタにできそうで、非常に興味深いです。

でもって、右下の占い師のイラストがおもろい。そうか!求められるステレオタイプな占い師って、きっとこういうイメージなんですね。

この記事の本文(ノセチャエ!)
下記のとおり。   ↓ ↓ ↓

***** 2011/11/12 朝日新聞土曜be より *****

占いを信じますか?

星占い、血液型占い、手相、姓名判断など、世の中には「占い」があふれています。そろそろ2012年の運勢が気になる人も少なくないでしょう。日常生活の参考に、そして結婚や就職など人生の一大事に占いを頼る人も。あなたは占いを信じますか。

○ 科学的根拠ないけど

「あなたには、計算や数字に関する職業で、狭い職場が適している」
福岡県の会社員男性(40)は、高校の非常勤講師だった27歳の時、四柱推命の占師に言われた。税理士や会計士、研究職などが向いているという。講師の契約満了が近く、その後を考えていた。

5年かけて税理士資格を取得。現在、会社員の傍ら自身の事務所を持つ。「あの時、占師に言われなかったら、現在の自分があるどうか。転機になりました」。以来、1年に1度程度、見てもらう。

beモニターのうち、占いを「信じる」と答えた人は32%。「よければモチベーションがあがるし、悪ければ危険回避の手段に」(広島、37歳女性)という声が多かったが、子供の名付けや転職、結婚など人生の節目に利用する人も目立った。

そういえば、作家の石田衣良さんもかつて、beの取材で、「2年間、真剣に努力すれば自分の中の何かが結晶化できる」と星占いで読み、小説を書いた結果、2年後に初の著作が書店に並んだ、と話していた。

圧倒的に人気なのは、星占いだった。「朝のテレビで子どもから孫まで今日の運勢を欠かさず確認する」(山形、52歳女性)、「複数の番組でチェック、ミックスして自分なりの占いを考えている」(千葉、女性46歳)。

お金を払って個別に見てもらったことがある人は712人。1回あたり3千円以上5千円未満が最も多く、1万円以上も30人いた。だがなぜか、うち276人は「占いを信じない」と答えていた。

「信じない派」は全体の68%を占めた。

主な理由は、「人の運命がたった12(星座)に分類できるわけがない」(京都、49歳女性)など、「科学的根拠がない」とする冷静な人が多かった。当たるかどうかはともかく、「(占いで)悪い結果が出ると気分が悪い」という人も600人にのぼった。「占いをすると気にしてしまうから(信じないようにしている)」(京都、38歳男性)

占いがはずれた経験から、「信じない派」に転じた人もいた。「素晴らしい相性と言われたのに、彼女に浮気されて別れた。以来信じない」(千葉、26歳男性)

全体の7割近い人が占いを信じていないけれど、「自分の未来を知りたいか」との質問には、「場合によっては」も含めると、86%が「知りたい」と回答した。「占い=未来予測」と考えれば、そのニーズ自体は確実にあると言えそうだ。(柏木友紀)


○「期待に応えるサービス」

「迷い、未来を予測したいと願うのは、それだけ選択肢がある現代人の特権」と話すのは、立命館大の佐藤達哉教授(心理学)。最近まで未来を選べるのは為政者だけで、庶民は運命に従うしかなかったからだ。

どう予測するかが関心事になるが、どうせ「因果関係」は不明なので、たまたま起きた二つのことを勝手に結びつけてしまう「錯誤相関」が普及するのだという。もともと少ないAB型と、めったにいない天才・奇人を組みあわせ「AB型は紙一重」とするように。

迷い、悩みは深刻なほど人には言えない。「占師」に相談するという行為は、ほぼ解決したも同じで、話す際には物事に順番を付けて整理せざるを得ないし、ある程度答えを絞り込んでいる証拠とも言える。

占師もプロだから、相談者が何を求めているのか、少し話をすれば分かり、背中を押してやる。「期待に応えるという顧客サービスが、『当たる』ということになるのです」

***** 引用終わり *****


「人間を12タイプで分けられるはずが無い!」とか、「血液型で性格が決まるはずがない!」とか聞くの飽きた!!!

ワタシはそもそも血液型分類は占いだと思ってない。12タイプ分けで商売してもいない。そもそもメディアの占いは、時間や紙面の都合で簡略化されてるエンターテイメントですよ。だったら、なるべくみんなが元気に暮らしていけるようなものであってほしい。おどろおどろしく不安をあおるような断定的な怖いことしか言わないエンタメ占いは嫌いです。

とかなんとか、あれやこれやと思うんですが…

まぁワタシあも「占いダメじゃん!」とか思ってた時期が長いので、占いを攻撃する人が多いことも納得できます。ワタシはもともと12ハウス(=精神世界系)に天体がたくさんあってそこが強調されてるチャート持ちですが、なにせそこには土星もあるので、かたちのない世界に対する否定的な感情もハンパなく強いです。

だって、この世のみんなが占いを「信じて」たら逆に怖いでしょ?!(笑)

個人的には、占いは、精巧な道具を研磨して大切に使ってます、みたいな感覚です。凄く役に立つこともあるし、占ったところで結局は自力で頑張ってクリアしなきゃならないことはたくさんあるわけで、占いでただ黙って座ればぴたりと解決して、黙っててもそのまま開運してなにもかも思い通りになって、万々歳!なーんってわけありませんしね。

これ、突き詰めるとたぶん宗教の話に繋がるのかもしれませんが。そもそも「占いを信じますか?」という設問自体に罠があるな~。そんな気もします。「信じる」ってどういうことなのか、いまいちどよく考えてみる必要がありそうです。

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2011/11/19(土)
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