最大相剋は最大才能!

算命学では「星に吉凶はない」と言われます。さらに、私が大好きなフレーズはこれです。

「最大相剋は最大才能」

おおお!そこまで言い切るのか。最初驚きました。つまり…「ハードアスペクト(対立や矛盾)を乗り越える努力や葛藤こそが才能なのだ!」という意味ですね。(超訳っ)

全国の(おおげさ?!)相剋たくさん持ちさんやハードアスペクト関係者のみなさまに、ぜひぜひお伝えしたいのです。「相剋は才能なんだってよ!」ってね。(ただただ不満を言ったり、しょげて諦めてしまったなら、せっかくの才能も目覚める機会がないのがとてももったいない!)

一般的には、「相生=良い」「相剋=悪い」という単純な解釈をなさる人がいらっしゃるかもしれません。ところがどっこい。人生そうそう簡単ではないのですなぁ~。だからこそ、おもしろい。

例えばお仕事運の位置が、相生の組み合わせだとスムーズで良いように見えますが、ついつい楽な方に流れてしまいがちになると言われますので、お仕事運ならばその位置は相剋のほうがよりチャレンジングな姿勢で困難を乗り越える力がついて良い!と解釈出来るでしょう。

それから、例えば生まれつき土性が多くて強いお生まれなら、土性を剋する木性が流年などで回れば、土が木でほぐされると考えます。木性が強い人とお付き合いするのもいいかも。相剋じゃなくて、自分のなかに溜め込むばかりでなく、表現する、発散する、行動することによって新しい流れを呼び込むことも可能ですが。

とはいえ、剋される星は(剋される数が多ければ多いほど)苦しくなることもあるでしょう。例えば、たくさんの禄存星に剋される龍高星をお持ちなら、自由を求めるパワフルな知性の力が、愛情や現実に絡めとら
れるような葛藤があるかもしれません。しかし、その環境で龍高星の力を磨いて燃焼させれば、龍高はその人にとっての大きな才能であり、最も優れた個性の輝きになるでしょう。

まずは、ご自身の命式の中で相生と相剋の関係がどうなっているかをチェックしてみると面白いです。こんな感じに、相生と相剋の色分けと、力の方向を図示するとわかりやすいです。(青を相剋、赤を相生にしてみました)

相生ー相剋サンプル

このサンプルは私の図です。これは相生相剋の矢印が比較的たくさんできる図ですが、もちろん、相生ばっかりとか、相剋ばっかりとか、ぜんぜん矢印が無い方もいらっしゃるでしょう。それもまたそれぞれの個性です。

さらに詳しくおわかりになる方は、算命の9マス人体星図だけではなく、生年、生月、生日の干支の並び(いわゆる陰占)でも、陰陽と五行の配分を調べるとより立体的な理解になります。


*** おまけ ***

中国の思想や歴史の背景に絶大な影響力をもたらしたのは、「陰陽五行説」です。(正確には「陰陽説」+「五行説」)

五行/相生相剋図

あまりにも有名なのは、この五角形の図です。

木は燃料となって燃える(木生火)→
火が燃えて灰になって土に帰る(火生土)→
土の中から金属が掘り出される(土生金)→
金属の表面に水滴が溜まる(金生水)→
水から植物(木)が育つ(水生木)→ 以下繰り返し

このサイクルが「相生」といわれる関係です。自然な流れ=無理がなく楽な関係、と考えられます。それに対してまた、こういう関係も成り立ちます。

木は斧で切られる(金剋木)
火は水で消される(水剋火)
土は木に栄養を吸い取られる(木剋土)
金属は火に溶かされる(火剋金)
水の流れは土にせき止められる(土剋水)

本来の性質を他の性質によって止められたり、減らされる。これが剋です。

自然の流れの中には、相生と相剋の両方があるのですよね。生まれてくる子供たちがいて、死んでいく人たちが居る。どちらもだいじ。どちらかだけでは成り立たない。そんな感じでしょうか。



関連記事
2011/12/03(土)
陰陽五行

| ホーム |
Page Top↑
▲ Page Top