『歌川国芳展』に行ってきました。

『没後150年 歌川国芳展』

前期と後期の両方行ってきました。(現在1月30日はすでに後期開催中です)まぁとにかく凄い迫力です。数も多いし、どれも生々しい勢い!精密な描写と大胆なデフォルメとのコンビネーションがなんともすばらしく、息をのむ傑作の数々がずらりと並んでいます。なんというか、いわゆる美術というより、漫画や劇画の元祖!血沸き肉踊る、エネルギッシュな世界が感じられます。

どれも精緻な描写と大迫力で素晴らしいのですが、ここではいわゆる美術系の解説ではなく、不思議系の観点から話題作をご紹介してみます。

歌川国芳『東都三ツ又の図』

『東都三ツ又の図』(後期の会場で実物を見られます)隅田川を描いた光景ですが、左奥に高い塔。江戸時代にあんなに大きくて高い建物があるわけないじゃん。現在のスカイツリーと同じじゃないか~!って話題になってます。不思議ですね~。

歌川国芳『東都御厩川岸之図』

『東都御厩川岸之図』 巷でびみょーに話題になってるのはこちら。この絵でははっきり見えませんが、いちばん右側の人の傘には「千八百六十一番」と書いてあります。歌川国芳が亡くなったのは1861年だそうでして、「自分の死期を予告」ってまことしやかに語られてるらしいです。不思議ですね~。

歌川国芳、なんともおどろおどろしい妖怪や異形のモノたちもたくさん描いています。お魚シリーズあたりは非常にリアルで、なんともキモ可愛いんです~。おもしろすぎる。現代のキャラクターデザインと原理は同じ。楽しいです。

伝えられてる誕生日で算出してみると、彼の中心星は調舒星です。天極星もあるので、おそらく相当カンは鋭くて目に見えない世界にも親しかったのではないかと想像出来ます。広く伝える本能である鳳閣星もあって、火性の星は2つ。当時の最新メディアだった浮世絵でどんどん作品を発信して人気を博したのことにも納得です。さらにがっちり剋される牽牛と車騎を同時に持つので、アイデアマンだっただけでなく、エネルギッシュな働き者だったことでしょう。

あとは地味にこれもかな~りがつんときましたね~。

歌川国芳『江ノ島』

『江ノ島』

個人的には、巨大動物を描いてる作風のがいちばん好きです。なにしろ私は巨大動物ラブです。クジラの絵なんてむちゃくちゃ萌えます。他にも昔話をモチーフに描いてるのとかいいですね。

国芳展のことはこちらでも書きました。 →★

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2012/01/30(月)
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