2013年2月10日〜朔・旧正月

2013年2月10日。いわゆる「旧暦」の正月=旧正月

現代日本では馴染みが薄い旧正月ですが、中華圏をはじめ、アジアでは盛大に旧正月をお祝いする国々があります。日本でも、いまごろきっと中華街あたりではお祭りムード一色!になっていることでしょう。

といっても、たぶん… 「節分?立春?旧正月? 旧暦??? よくわからない〜〜〜!」という声が聞こえてくるような。。。(私もそうでしたよっ☆)

スカイツリー@隅田川

1) 立春は新年じゃないの?

立春の日から新しい年!とみなすのは、占いの世界です。(大昔にはそういう暦もあったのだとか)ですから、、、「今年の占い界では、先日の2月4日の立春から、新しい年「癸巳」が始まりました!」と申し上げればいいかな)

占いで使う暦は、いわゆる「旧暦」=太陰太陽暦ではありません。
↑ コレダイジ! ↑


旧暦は月と太陽の両方が基準なので、正月は(太陽暦から見ると)、決まった日が定まりません。しかし、立春は、太陽の動きに基づいて決まるので、毎年1日程度のずれしか生じません。

占いで用いる暦は、太陽の位置(つまり二十四節気、「節」)に基づいたものです。


2) じゃあ、旧暦って? 旧正月って?

いわゆる「旧暦」は太陰太陽暦です。季節は太陽の動きに、日付は月の満ち欠けに応じて決まります。

また、旧暦では、新しい年の始めをどこに定めるかというと、「冬至の翌々月(立春前後)で、1月には必ず雨水(2/18前後)が含まれる」という決まりがあります。

ちなみに、2013年2月10日は、新月=朔=ついたち。2013年は2月10日がいわゆる「旧暦」の1月1日、つまり旧正月


今年のように、旧正月が来る前に、立春が来ると、「正月の前に春が来ちゃった〜…」と言ったりもするそうです。古くは、古今和歌集にある和歌に、こんなものもあるそうな。

年の内に 春は来にけり ひととせを こぞとや言はむ 今年とや言はむ
(年内に春は来てしまったよ。まだ新年が来ていないというのに。この一年を昨年と言おうか、それとも今年と言おうか 〜在原元方)

あらら。きっとこの年も、お正月前に立春が来たのですね^^; 立春の日にちょうど新月が重なればめでたしめでたし。立春=旧正月、となる年もあります。また、旧正月後に立春が来る年もありますね。いろいろです。(説明が煩雑になるので、削った部分がおまけです。下記リンクよりっ)



旧暦が複雑な理由のひとつとして、ときどき「閏月」があります。(複雑なのでよくわからん)1年が354日だったり385日になったりするそうです。(暦の算出方法の詳しい事は、ほんとーに難しくて私にはよくわかんないので、ツッコまないでね。。。)

月の満ち欠けだけに従っていると、だんだん日付が季節とズレてくるのです。こうした事態は、毎年同じように農業を営むにあたってはたいへん不都合が多いです。そのため、月の満ち欠けだけでなく、太陽の位置を考慮して、季節に合わせた暦とするようなさまざまな工夫がなされていました。



古代中国では、正月になる資格のある月、というのは「冬至を含む月」「大寒を含む月」「雨水を含む月」の3つであったとか。つまり、正月候補は、12月、1月、2月のどれかということだったんですね。

さらに、王朝により一年の始めの日は異なり、王様の定めた新年最初の月、という意味で「王正月(おうしょうがつ)」とも呼んだそうです。「1月」と呼ぶようになったのは、太陰太陽暦が公には廃止されて、太陽暦になってからとのこと。


※ 
西洋占星術では太陽のサイン「あなたが生まれたときに太陽はどこにあったか」というのは大変重要な要素になりますが、これとよく似た発想は、東洋の占いの中にもあります。

思いっきり意訳すると、東洋占は「あなたはどの季節のどんな風景の中に生まれたどんな人ですか?」ということをみている、と考えられます。(というのは私の超訳!でございますが)

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