ダイアログ・イン・ザ・ダーク

仕事の合間をぬって… 行ってきましたっ!^^

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ダイアログ・イン・ザ・ダーク@青山常設会場

通称DID。すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、他に例を見ない、実にユニークな体験型のイベントです。

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会場はとにかく真っ暗。自分の手さえ見えないような漆黒の闇です。持ち物は全て預けて、からだひとつで、8人のグループになって中に入ると、中では視覚障害のガイドさんが丁寧に親切に参加者をリードしてくれます。

歩く、触る、すわる、しゃがむ、といったごくごく日常的な動作でさえ不自由するような闇。黙ってしまえば、ただ真っ暗な沈黙が広がるだけになってしまうから、常に声をかけあい、協力し合って、少しずつ進んでいきます。

闇の中では、もともと目の見える私たちはなんとも無力で、ひとりではなにもできない、足もとのおぼつかない危うい存在でしかありませんが、闇の中を自由自在に動き回るガイドさんの存在は、なんとも頼もしく、心強い。

視覚障害の方々は、みなさんたいてい素敵な声をお持ちです。豊かな厚みと響きのある、実に表現力豊かな話し方をなさる人が多いと思います。暗闇に響く声から、さまざまな情報が溢れんばかりに伝わってきます。

そして我々凡人は、視覚を封じられて初めて気づくのです。ふだんの日常生活で、いかに自分たちが視覚優位の世界で、あまりにも視覚ばかりに依存しているかということを。暗闇の中では、聴覚、触覚、嗅覚、肌感覚、平衡感覚、空間の知覚、人とのコミュニケーション能力、ありとあらゆる感覚が総動員されます。

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このアトラクションイベント、もともとはドイツで始められたものです。私は初めて体験したのはたぶん10年くらい前。そのときのことは非常に強い印象に残っていて、いまでもとてもよく覚えています。

だって、真っ暗な中で、私たちの前にならぶコップに、ガイドさんが次から次へとお水を注いでくれるのです。真っ暗なんですよ!わかりますか?目が見えないんですよ!それなのに、手際良く次から次へと、とぽとぽとぽ… と、お水を注いでくれるの。すごい!
そのときの私ときたら、目の前のコップを自分の口元に運ぶだけでも危ういていたらくだというのに〜〜〜!(笑


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お値段は多少張りますが、優れたガイドさんたちの労力と、手作りで丁寧に運営されていることがよく伝わってくる素敵なイベントですので、そのくらいのコストは当然かかってしかるべきであろうと思います。GW中のチケットはもうだいぶソールドアウトしているようですが、土日を中心に今後も常設されていますので、未体験の方はぜひ一度体験なさってみると、新しい発見があることでしょう。

(個人的に私自身は、アイソレーションタンクのような単独で体験する人工空間より、こういうスタイルのほうが好みです)

なるべく親しい人(もっと親しくなりたい人)とおいでになるのがお勧めです。
はぶあふぁん!


○ ダイアログ・イン・ザ・ダーク公式サイト ⇒★

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2014/05/04(日)
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